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自営業
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店のオープンは1999年6月29日
自営業になり、もうすぐ3年という月日が流れます。
長かったような、短かったような。
でも、やっぱりあっという間でした。
それでもその年月の間には、色々なことがありました。
オープンした時、私は大阪の実家にいました。
下の子の出産の為に里帰りをしていたのです。
店のオープンはまだ先の話だと思っていたのですが、
色々あり私が大阪にいる間に決まりました。
北海道でいつか店を出したいという気持ちはあり、
大阪に帰る前にも色々と土地を見に来ていたこともあります。
店の場所を決めたのは、その店の前の遊歩道を私がすごく気に入って。
この辺りでいつか店を開ければいいよねー。
と話してはいました。
それが急に話が進み、釧路から大阪へ帰った私は
今度はまったく違う場所へ帰ることになりました。
釧路からの引越しは全部夫が荷物をダンボールへ詰めて、
私のいない間に引越しは終わりました。
子供を産んで1ヶ月後の7月7日に新しい町へと帰ってきました。
店はもうオープンしていたので、夫は子供どころではありません。
私は前よりとっても狭くなったアパートで
ダンボールの山と、ほこりだらけのこの部屋で
どうやって今日この小さい子と一緒に寝れるのだろうか?
とため息が出たことを覚えています。
本当に部屋に入った私はたった1ヶ月の下の子の
とりあえずの寝場所を探すだけで一苦労でした。
3歳半の上の子は何でも触ろうとするし、
ダンボールの山の中、これからの不安で一杯でした。
それから毎日が大変でした。
5日間は私の母が一緒に来てくれていたので、
料理や洗濯などを手伝ってもらいましたが、
ダンボールを1つ1つ開けて中身を確認しての荷物の整理はとても時間がかかりました。
上の子もなかなかお昼寝をしてくれないし、外へ遊びに行きたがるし、
私は寝不足と疲労で倒れそうでした。
もちろん夫には店の仕事があります。その事で頭が一杯です。
昔、釧路への引越しの時も上の子が4ヶ月という小ささだったのですが、
その時は夫の勤め先の奥さんに良くしてもらい、
淋しさというのはあまりありませんでした。
ここでは友達も知り合いも居なく、このままではいけないと思った私は、
育児サークルなどに入り外の世界に行くようにしていました。
なんとかやっていましたが、私にも店の用事はあります。
経理担当の私は夜中しか帳簿をつける時間がなく、
しかも母乳なので何度も下の子が起きて
その度に仕事も中断。
保育所の申し込みもしましたが、7月ということもあり、遠い保育所しかあきがなく、
仕方なく4月まで待つことにしました。
3歳半の上の子は家にずっといるのは退屈で、やっぱり外へ出かけたがります。
1ヶ月の子をつれて一緒に公園に行くのはとても疲れました。
しかも何時間でも外で遊びたがる上の子。
いつもニコニコできる余裕は私になく、些細な事で上の子に泣かれ
(例えば子供は自分で家の鍵を開けたかったのに、私が開けた時など大泣きされて、
もう一度閉めて鍵を渡してもそれでもいやだー!!と大泣きされたりと・・・)
そういう時、育児の疲れと生活の疲れ、仕事もたまってきて、
本当に“なんでこんなにつらいんだろう・・・なんでこんな思いまでして生きているんだろう・・・”
と死にたくなったこともあります。
仕事だけをやっている夫がうらやましかった。いくら仕事が大変だといっても、
集中して仕事が出来るのは、私なんかより絶対に楽だと思いました。
今日はよく働いたと言ってビールを飲んでいる夫がとても遠い存在に思えました。
それでもどんなに育児や生活が大変でも、やっぱり子供は可愛くて
子供の寝顔を見て後少し頑張ろうと自分に言い聞かせました。
4月になり、子供達二人は近くの保育所に入所できることになり、
私はやっと集中して仕事ができるようになりました。
仕事や生活に慣れるまでこれまた大変でしたが、
それでも仕事だけをできることに、保育所に感謝しました。
今でも下の子が通っています。もちろん今も大変感謝しています。
今育児の真っ最中の方は大変ですか?
私は大変でした。
苦労話ならたくさんあります。
だからやっぱり今でも仕事をしている方がぜんぜん楽です。
世の中には仕事をしている方が大変だという人もいるかと思いますが、
それは大きな間違いだと私は思っています。
仕事だけやっていればいい人は、少しは家事も手伝って下さい。
なんて、えらそうな事を思う私です。
それでもあれからもうすぐ3年経ちます。
店のスタッフも増えました。
少しは余裕も出てきました。
まだまだ毎日忙しくて、明日できることは明日でいいや
(今日中にやらなければいけないことにいつも振り回されています...(^^;))と思い
生きています。
今でも育児はほとんど私がやっていますが、あの時と変わったことは
私自身や子供達にもたくさんのお友達が出来たことです。
一人でも生きていける自分でいたいけど、
一人では生きていけないことも分かっているから・・・・
いつも思っていることは今が一番大変なんだ。
今頑張らなくちゃ明日につながらない・・ってことかな。
“ありとキリギリス”のありさんのように、毎日せっせっと働いています。
こんなに働いて、自営業はつらいと思うこともしばしば。
パン屋の仕事は本当に大変です。
でも夫も頑張って毎日おいしいパンを焼いています。
「これが俺に与えられた使命なんだ!!」と言いながら。
(本当によく働いています。)
少しずつでも夢に近づいていきたいなっ。
これからも頑張りたい。
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2002.5 |
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